SERVICE
フルノソフテックは1990年の創業以来、ソフトウェア開発のプロ集団として、当社親会社である古野電気の数々の優れた製品の開発に携わってまいりました。
ここでは、その素晴らしい製品群をご紹介いたします。
フルノソフテックは1990年の創業以来、ソフトウェア開発のプロ集団として、当社親会社である古野電気の数々の優れた製品の開発に携わってまいりました。
ここでは、その素晴らしい製品群をご紹介いたします。
超音波技術を用いたフルノの様々な製品が漁業の分野で活躍しています。
超音波といえば、自然界ではイルカやクジラが仲間と会話をする、コウモリが暗闇の中で飛ぶといったことがよく知られています。簡単に言えば人間の耳では聞くことのできない音のことで、その技術は私たちが気付かない所で、生活に密着した大切な役割を与えられています。
例えば漁業の分野では、超音波を利用して魚の位置や群れ、海底までの距離や海流などを知ることができます。これらは、魚群探知機、スキャニングソナー、潮流計といった様々な製品に利用され、こうした製品に私たちのソフトウェア技術が生かされています。
情報技術は日進月歩の世界と言えます。機能性、信頼性に一層の向上が求められ、常に最先端の技術を生かし、お客様のニーズに合った品質の高いソフトウェアを追い続けています。
海底地形は実際に潜ってみないと分からない、危険も伴う未踏の地といえます。
そんな神秘の世界は超音波を利用することで、潜ることなく、安全に海底地形を知ることができます。
船の上から海底を幅広く連続的に探査し、海底地形をグラフィック表示する、海底の土質を調査する、広域海底地形図などのデータを作成するといった、日々変化する海底の世界を定期的に調査し、様々な変動を記録しデータ化しています。こうした貴重な情報は研究機関などで、今後の海洋環境や開発の研究に役立てられます。
また、海上の工事現場でも、こうした技術が活用されています。海中の埋め立て作業では、海底が見えない状況であっても平坦に埋設作業を行う必要があります。海流の影響も考慮する必要があり、土砂の運搬量は計画性、効率性が求められます。予め海底を探査し、埋め立て範囲や埋設量を綿密に計画し、作業を行う。陸上では簡単な計画も、海底では全てが難解になります。こうした難解な作業を簡単に行えるようにする。私たちの技術がいかされるところです。
クルマ、携帯電話など、最近では当たり前のように使用されているGPS受信機。
日常生活のありとあらゆるシーンでGPSの恩恵を受け、今や私たちの生活にはなくてはならない存在となりました。
フルノではGPS受信機や、その応用製品を開発しており、世界でも有数のGPS受信機メーカーとなりました。
特にGPS受信機は大量に生産されることが多く、コスト対策も講じる必要があり、限られたハードウェア資源での開発となることが少なくありません。こうした条件下で要求される性能、信頼性を実現する努力を日々続けています。
また、研究開発における膨大な検査データを解析するためのソフトウェアや、工場で生産されたGPS製品の検査をよりスムーズに進めるための検査システムなどの開発も行います。
このように開発から、製造、検査までをトータルサポートし、研究のスピードアップ、製造コスト削減、工程の短縮などに私たちの技術が生かされています。
医療技術の進歩に伴い、医療機器にも高性能、多機能といった要求が常に求められています。
現在の医療現場では、こうした高度な医療機器が必要不可欠な存在となっていることは言うまでもありません。
医療機器は、人の健康や生命に対して、重要な役割を担い、高度で先進的な技術を駆使した製品が、日夜研究開発されています。安全性と安定した品質を確保した、医療現場に相応しい、かけがえのない生命をあずかる医療機器には、舶用電子機器事業で培った超音波技術、メカトロニクス技術をベースに、安心かつ安全で質の高いソフトウェア、ヒューマンエラーを起こさないインターフェイス、また、覚えやすく使い勝手のよいヒューマン・フレンドリーなインターフェイスの提案を軸に開発を進めています。
人々の幸せと社会の為に、急速に発展する医療を先進技術でサポートしつづける。
フルノソフテックの技術は人へのやさしさがベースです。
携帯電話をはじめ、近年、様々な分野において、無線通信を利用した製品が増えてきています。フルノソフテックでは、今まで蓄積した技術を駆使し、ETC車載器等の無線機器のソフトウェア開発を手掛けています。
DSRC(ASK)路側アンテナ装置とは民間サービス向け路側通信機器で、ETC車載器やDSRC車載機との路車間通信を可能にし、ゲート機器や表示装置ならびに各種管理システムと接続する事で車両入退管理、課金サービス、情報案内表示等で役立てられています。
ETC車載器では、DSRC(※1)通信方式を利用して有料道路の料金所でのノンストップを実現し、渋滞の緩和に役立てられています。
「環境にやさしく、より便利で快適な未来のために」これからも新しい技術に取組んでいきます。
※1 Dedicated Short Range Communicationの略。限られた狭い範囲内で電波通信を行う技術
会社の運用に適合するシステムは、簡単に見つけることはできません。
汎用的に作成されたシステムを利用すると、運用を見直してそのシステムに合わせなければなりません。
我々はお客様のニーズに合うシステムを意識して開発しています。 また、運用後のサポートにより、その時の状況を把握し、より良いご提案をしています。